にじいろ黒板通信

チョークアート、たまーにガーデニングの日常

アンシャル体の作品が完成*カリグラフィー

こんにちは!

3年くらい前からカリグラフィーを習っています。
カリグラフィーは、西洋の書道みたいなもの。
グリーティングカードなどに書かれているオシャレな文字を、自分でササッと書くことが出来たらステキ💕と習い始めました。
チョークアートの絵に文字を入れる時も、パソコンのフォントに頼らずに自分でデザイン出来ればもっとステキ💕と思ったりもしました。

だがしかし、3年経ってもササッなんてとても書けないし、チョークアートに生かすのも思った以上に難しい・・・そんなに簡単にはいかないのが現実です。

 

カリグラフィーの書体ってすごく沢山あります。
主要なものだけで数種類、そこから派生した書体が無数にあって、私が習っている教室の先生が、お手本の教材として作られているものだけでも12、3 種類あるそうです。
で、私は3年で今何書体めかと言いますと、最近やっと3書体目に突入。
このペースでいくと、先生のお手本の書体、全部を終了するのに15年以上かかる計算になります(全部終わるまで生きてる?)😵

 

イタリック体の作品

一つの書体を習い終えると、最後に作品を作ります。
こちらの作品は、最初に習ったイタリック体の終了時に作りました。

普通の活字で印刷された詩を自分でイタリック体に直し、紙も練習用のコピー用紙ではなくて画材屋さんで購入したものを使用し、レイアウトとか挿絵も考えて仕上げました。(挿絵は自分で用意しましたが、レイアウトは先生に頼りっぱなしでした。)
額は100円ショップの¥300 のものを使用しています。

 

2年近くイタリック体を習った次に、2つ目に練習したのがアンシャル体です。

4世紀~8世紀という古い書体なので、大文字だけで小文字が無いです。
習う文字数が少ないので、こちらは1年くらいで終了しました。

イタリック体と同じペンを使いますが、ペンを持つ角度がイタリック体に比べて寝るので、文字が太くなります。
中々この角度に慣れることが出来ず、最後まで「ペンが立ってる」と指導されました😓

 

アンシャル体の作品

長く習っている方たちは、好きな詩や歌詞などを自分で選んできて作品に仕上げていますが、私はそういうのに全く疎いので、お手本集の中にあった詩を作品にしました。WILLIAM BLAKE(1757-1827  イギリスの詩人)の NIGHT という詩です。

NIGHTという内容から、紙をブルー系にして書いてみては?という先生のアドバイスをいただいて、今回は色付きの用紙を使用しています。

もう一枚、色違いの紙に書いてみました。
こちらは濃い色なのでペンで書いた字が全く見えなくなるかと思いましたが、思ったよりも見えてます。
でもやはり薄い色の方が文字がハッキリしますね。

 

フレームはアンティーク調のものをAmazonで購入。¥2,600 位でした。
(反射して自分の姿が映ってしまうので、表面のガラスを外して写真を撮っています。)

100円ショップのフレームからバージョンアップすると、作品までワンランク上になって立派に見えます。
作品が出来るたびにフレームが増えていっても飾る場所が無いので、今度からは新しい作品が出来たら、中身だけ入れ替えていこうと思っています。

 

3つ目はゴシック体

さて、2つ目の書体であるアンシャル体が終了。
今は3つ目の書体のゴシック体の練習に入っています。

ゴシック体は12世紀~16世紀位に使われていたそうです。
文字が太いので、びっしりと書かれている紙は黒い!そして読みにくい!
ゴシック体が「ブラックレター」とも呼ばれるのは、この文字で書くと黒い部分の割合が多くなるからだそうです。

 

ゴシック体の練習風景

最初はひたすら縦線の練習でした。
ただ縦の線を書くだけなのに、なぜこんなに難しい!

縦線の上と下に付いている■が揃わない😵  
縦線の間隔も揃わない😵  
そもそもまっすぐな線が書けない😵

ひたすらMINIMUM と書き続けた最初の数回の教室でした。

 

今は少しだけほかの文字に進んでいます。

書体が変わるとまたゼロからのスタートになります。
ゴシック体は大文字、小文字の両方あるので、終了までに時間がかかる模様。
終了の際の作品まで行きましたら、またご報告いたします。
多分2年近く先の話です😅
(ブログ続けてる?いえ、続けてます‼ でも家で練習して短縮しないと、生きてる間に全書体を終われないな…)

 

お読みいただきありがとうございました。

 

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