にじいろ黒板通信

チョークアート、たまーにガーデニングの日常

桐の箱をリメイクしてみました

こんにちは!

 

ごく ごくたまーにですが、桐の箱に入った頂き物をすることがあります。

今までは何かに出来そうな箱だなと思いながらも捨ててしまっていたのですが、今回の箱は形が使いやすそうだったので、リメイクしてみることにしました。

 

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ちなみにこちらには日本酒が入っていました。

これを物入れにしていきます。

 

 

リメイクする為に、いつもの100円ショップで購入した物は、ステンシルシートと金具3種類です。

 

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ステンシルシートはダイソーで購入です。

ダイソーでは「パーティー」「ガーデン」「キッチン」の3種類のシートが売られていましたが、購入したのはその中の「パーティー」です。絵柄とアルファベットの2枚のシートが入っていました。

金具はセリアです。

取っ手と留め金と丁番です。釘まで入っているのですぐに使えます。

 

あと一つ、ホームセンターで買ったのが、木目を活かした着色が出来るオイルステインです。

 

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DIYっぽいことは今まで全くやったことが無いので、オイルステインを扱うのもこれが初めて。

オイルなのに水性?と思いながら、色もよくわからないので、濃い目のマホガニーにしてみました。

この色の選択が吉と出るか凶と出るか・・・。

 

 

 始める前に色々調べてみたのですが、先に模様を描いて後でオイルステインを塗ると共通して書かれていたので、素直にここは従いました。

黒で模様を入れます。

 

最初はシートを置いて、チョークアートのボードを黒く塗る時に使っている塗料をスポンジでポンポンしてみたのですが、どうもやりにくい。

粘度が少しある塗料なので、スポンジに取る量が少量だと色が付かないし、沢山だとシートと板の間に入り込んでしまいます。

何か良い方法は?・・・と考えていた時にYouTubeで見つけたのが油性マジックを使う方法でした。

これは手軽で簡単!と近くにあったサインペンでササッと描いてみました。

近くにあったサインペン ← これ、後で分かりますが重要な失敗ポイントです。

 

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このあと失敗することになるのも知らず、「出来た、出来た」と出来栄えに満足。

 

次はいよいよオイルステインです。

刷毛で塗ってからボロ布拭き取ると木目が残った自然な風合いで着色出来ます。

というか、出来るはずです。

 

蓋から塗ってみました。

マホガニーってこんな色だったのね。

思ったより赤みを帯びていて、色が濃すぎで黒い絵柄があまり目立たない。

もう少し薄い色の方が良かったな~と思いながら蓋を塗り終わり、次に箱の側面に取り掛かりました。

 

刷毛でひと塗り。

もうこの時点でイヤーな予感が。

二塗り。

黒い絵が滲んで消えていく~。

布でオイルステインを拭き取ると、描いた絵まで拭き取られて更に消えた😱

 

そうなんです。

YouTubeで説明されていた方は、確かに油性マジックでと言っていたのですが、近くにあったサインペンは水性だったのです。

でもね、塗料はだいたい水性でしょ?

だったら水性サインペンでも良くない?と勝手に解釈して使ったのが間違いでした。

素直にこれも説明に従えば良かった💦

 

 最初に蓋に描いた斜めの模様はチョークアートの黒い塗料を使った部分なので、ここは滲まずに残りました。(この塗料も水性なんですけれどね。)

どうせ消えるのであれば、跡形もなく綺麗に消えてくれれば良いのですが、滲んでまわりも黒く汚して何とも中途半端な消え方😥

ここで泣く泣く諦めようかとも思いましたが、せっかく買ったオイルステインは ¥1,000位したし、何とか再生できないかな・・・と考えて思いつきました。

 

だったら描いた絵柄が見えなくなるくらいにオイルステインを濃くすれば良いんじゃない?

オイルステインは何回も重ねて塗るほど、色が濃くなります。

買った色が濃すぎたと思ったオイルステインが逆に功を奏して、失敗した絵を隠すことができるかもしれません。

 

先ほどとは反対に、今度は絵が消えて無くなれ~と念じながらオイルステインを刷毛で塗る→布で拭き取るを繰り返すこと3回。

 

 

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まだ薄く黒い絵が残っていて、全体が濃くなりすぎて木目模様もよくわからなくなりましたが、こんな感じになりました。

 

もう一度、今度はチョークアートでいつも使っている白のアクリルマーカーで同じ絵を描きました。

 

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何とか元の黒い絵が隠れました。

 

 オイルステインは塗ってそのままだと色落ちするらしいので、上からツヤ消しスプレー(これもチョークアートで使っているもの)をかけ、乾いてから金具を取り付けました。

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 やっと出来上がりです。

 

 

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中に何を入れたかというと、チョークアートでよく使うオイルパステル以外の道具です。

今までビニール袋にゴチャっと入れていたので、これで片付きました。

 

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 作る前に想像していたのとは全く違う色になりましたが、これはこれで良かったかなと思います。

マホガニーの3度塗りも、こうしてみると良い色に見えてきました。

 

 

追記

オイルステインの使い方を調べた時に載っていた記事で、 油性の物を塗った上に水性の塗料は上手く塗れないから、先に絵や字を描いて、オイルステインはその後に塗ると良いと書かれていました。

が、そもそもホームセンターで私が買ったオイルステインは油性ではなく水性だったのです。(水性の一種類しか売っていなかったので)

ならば先に水性オイルステインを全体に塗って、後で絵を描いた方が良かったんじゃないかと、そのあたりが気になったので、チョット試してみました。

 

チョークアートで使っているMDFボードの端材に水性オイルステインを塗り、後から水性サインペン(左)と油性ペン(右)で音符を描きました。

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水性も油性も問題なく描けました。

滲んでもこないです。

 

この上から更にもう一度水性オイルステインを塗ると、

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見にくいですが、右の油性ペンは輪郭がはっきりしたままですが、やはり左の水性ペンはボケて滲んでしまいました。
 

水性のオイルステインを使う時は、先に全体に塗って後から絵を入れるでも良いような気がするという結果となったことを付け加えておきます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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